2026
01/14

2026年1月の見たり読んだり

B砂漠の40日間/Moebius
眺めながらエッシャーを思い出した。エッシャーのだまし絵と共通するのは、実務の中で磨かれた技術が制御されないまま畳み込まれていることだと思う。話の筋があるのかないのかはわからないけれど、絵の力でページをめくらされた。

『朱子語類』訳註 巻八十四〜八十六/吾妻 重二 (翻訳), 井澤 耕一 (翻訳), 洲脇 武志 (翻訳)
礼についての朱子の発言を追う巻。内容の反復が多いので、研究目的でなければ立ち読みでも十分と思う。
礼記の本質はわからないと朱子は言う。彼の時代にはすでに周の礼は失われていたようだ。その上で礼記を読み、その時々に合う礼を考えて実践すべきとする。
この辺りの割り切りが気持ちが良い。

りょこう/麻生知子
おじいちゃんおばあちゃんとの旅行を思い出した。買ってもらった潜水艦のおもちゃをにごり湯で無くしたり、出てくるご飯を食べすぎてお腹をこわしたりした。何より二人がやさしかった。・・とか思い出すだけでホッコリ。
絵もまた面白い。子どもの空間認識で描かれた絵とでもいうのだろうか。俯瞰図は普通、視点は一定だが、この絵本ではその場の印象で視点が変わっていく。描きたくなってマネしてみたけど、うまく行かなかった。

落下の王国/ターセム
映像を観るだけでも元の取れる。で、その映像は女の子の内から生まれている(のだと思う)。女の子と男とのやり取りに、終盤は顔がビショビショであります。

ヒポクラテスの盲点/大西 隼
何年もみんなで右往左往したのだから、多くの人が知っておいても良い内容だと思う。身近にもワクチンを打ってから調子が悪くなり、今も苦しんでいる人もいるし。
そんな話を聞いたり、自分も体験したことだから「コロナワクチンって実際どうだったのか?」かがちゃんと知りたいのだ。

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