思考の途中

最近は”こんな絵を描いて”という仕事から、”どんな絵を描くか？”からお客様と考える仕事になってきた。

こういった類の仕事は、スムーズに進むことはほぼなくて、お客様とあっち行ったりこっち行ったりする中で、何となく方向が見え、最終的に何とか形になって安堵する。みたいな仕事だ。

特にあっち行ったりこっち行ったりしている最中は、あまり心地の良いものではない。

そうなってくると「何とかこの心地悪さから抜け出すアイデアを！」とか思い「もしかすると、女性だったら私とは全く違う視点でアイデアが出るのではないか？」などと考えてしまうことがある。

女性に対して「女性ならではの斬新な（うまくいく）アイデア」を求めてしまう方々の気持ちって、こういうものなのかもしれないと妄想し、若干共感したりする。