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絵本の世界

以前、知り合いのデザイナーさんが「子供が生まれて絵本を読むようになったけど、すごく面白い」とおっしゃっていた。

デザイナーさんのことなので、装丁とかデザインが面白いのかと思って聞いてみると「違う」らしい。単純に「話が面白い」とのことだった。

私自身、子供の頃から絵本に縁がなかったこともあって、デザイナーさんの言わんとしていることはわからなかったが、同時にとても気になるお話だった。

それから時が経って、私にも子供ができ、自然と絵本を読む機会が増えてきたことで、そのデザイナーさんの言わんとしていたことが、ようやく分かるようになってきた。

これまで絵本に対して「著者の偏った道徳観や”自然と啓蒙してやろう”という思惑が詰まった本」という偏見を持っており、そんな偏見が私を絵本から遠のかせていたが、そういったものはごく一部で、絵本の世界は驚くほどに多様で広いものだった。

今まで知らなかった五味太郎さんや長新太さんの絵本に触れ、可愛い絵や荒唐無稽なお話に感動する。

こんな絵本なら描いてみたいなとも感じつつも、私が描くと私の人間性が影響してひどい絵本になるだろう、と想像したりする。

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