伝統芸能を再構築で再構築

2019年に「上方伝統芸能フェスティバル」という公演がありました。
能・文楽・落語・琵琶語り・講談にある演目の中から共通するものを選んで一つのイベントに再構築するといった内容です。ポスターのイラストを担当した縁で観にも行き、鑑賞後はその面白さに興奮したのを覚えています。

2019年に描いたもの。

6年前のイベントで使ったイラストを、万博のイベントでも利用したいとのことで、再びイラストを担当。昔のイラストで変えて欲しい部分をお聞きして、ラフに取り掛かります。

しかし、『演目が違う』『桜を松にする』『6年前の絵が未熟』の3つが合わさって、過去の絵にちょこっと手直しして終わる仕事ではないぞ!とラフを描きながら気が付きました。

ということで、過去の絵の使えそうな部分を活かしつつも、新たに再構築です。

初めに提出したラフ。

さらに、演目の変更や人の追加があり、ラフを再提出。

囃子方(楽器を演奏する人)に三味線が追加。歌舞伎の演目も変更。

これでラフはOK。次は着色です。

納品したのがコレ。ラフでは松が切れていたが、使いやすいように全部描く。能の舞台の資料を見ながら松を描くのが楽しかった。

声をかけてくれたデザイナーの和田さんは、6年前から万博に関わる仕事がしたいとおっしゃっていました。で、実際に叶ったわけです。おこぼれを私もちょうだいしてしまい、ありがたいというか、厚かましいというか・・。いずれにしても、感慨深いお仕事になりました。

上方伝統芸能公演ポスターイラスト

制作時期
2025/01/16 - 2025/02/19
制作日数
ラフ:5日
仕上げ:14日
制作物
A3サイズイラスト (背景なし)
使用ソフト
photoshop
デザイン

和田匡弘

ほか
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