2026
06/25
06/25
2026年6月の見たり読んだり

○考えるヒント/小林秀雄
「本当のことを言ってやろう。言葉こそ第一なのだ、意は二の次である、と。」
「先人の真似」と批判され、本居宣長が書いたこと。
それについての小林秀雄さんなりの解釈だ。
この言葉に唸るのは、「言葉」よりも「意」の方が大事だと思っているからかもしれない。
続く文章を読むうちに「意」というものが、それほど重要なものなのかが疑わしくもなってくる。
○考えるヒント2/小林秀雄
仁斎、徂徠、西周、デカルトと、「考えた」人たちについて書かれている。
時代や国が違うけれど、一貫して彼らに大切にされているのは、生活とつながる学問ではないか。
実際にそうなのか、小林秀雄さんの好みのせいなのか、私の偏狭に寄るものなのかはわからないのだけど。
○がっこうにまにあわない/ザ・キャビンカンパニー
子どもの頃に味わった焦り、その時の景色と時間が味わえる。絵もステキだ。Tシャツとかあったらほしい。
○急に具合が悪くなる/濱口竜介
映画を見終わって、駐輪場に行く。表示された金額を観て、映画が3時間超えだったと知った。
今回も強烈に、誰かに観てほしい映画であり、観た人と話したくなる映画だった。
○おやこでつくろう!ポップアップカードこうさく/岡村 志満子
サンプルをもらって、組み立ててみて、カードを開いて、おどろいて。
で、私が描いたのは、それができるまでの工程イラスト。
著者の岡村さんは長くポップアップカードをつくるワークショップをされてきたらしい。
そんな背景もあってか、戻ってきた赤字に、子どもたちへの想いみたいなものが感じられる。
「カードをひらいたときのよろこびを子どもが味わえるように」といったところだろうか。
まぁ、妄想なんですけどね。
いずれにしてもステキな本です。

