2025
02/28

教科書に限らず、いろんな本が読めてなかったかも

本のタイトルが『シン読解力』。そのキャッチーさに購入を迷う。”〇〇力”を謳う古典以外の本に良いイメージがないからだ。ただ著者である新井紀子さんの研究が今どうなっているのかが知りたい。それに私が小1で学業から脱落したもので「息子は大丈夫か?』と心配なのだ。

ちなみに新井さんが造語を使ったのには理由があった。前著『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』で”教科書を読むために必要な力”という意味で使った読解力を、今まで通りの読解力(本を読む力)と誤読されたためらしい。それでは伝えたいことが伝わらないと”教科書を読むために必要な力”をシン読解力としたそうだ。

社会・理科・数学・・と科目ごとにある文章の型、その前提をつかむことがシン読解力のキモとのこと。本にはシン読解力を測るRST(リーディングスキルテスト)がいくつか紹介されている。間違えまいとじっくりと問題文を読む。時間さえ使えば正解はできるようでホッとした。・・のだが、数学の文章は読めず、全て不正解。息子を心配してる場合ではないではないか。

RSTが受けてみたいと検索してみる。が、今のところ個人が受けられるテストは開催されていないようだ。ひとまず現状把握は置いておいて、シン読解力のトレーニングが本の巻末に紹介されている。どうやら”読む”を鍛えるのには”書く”が良いようだ。参考にして今できることを考えてみたい。

新井ブートキャンプみたいなのができればなぁ。

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