中毒

コーヒーばかり飲んでいた。
と弟が話していた。

実家にいた頃、毎日ガブガブとコーヒーを飲み続ける光景が異様に見えたのかもしれない。

それは今でも変わっていない。
朝起きてから仕事が終わるまで、ずっと傍らにはコーヒーがある。
変わったのはブラックからコーヒー牛乳になったぐらいだ。

ただ、飲み過ぎは健康に良くないと聞く。（この件について漠然と、怯えていたりする。）
そして、味の違いがわかるわけでもない。
だから別にコーヒーでなくても良いのではないか？そう思って、何度か別の飲み物を試したものの、結局はコーヒーに出戻る。

そうなってしまうの原因には、カフェインもあるだろうが、染み付いた習慣も関与している。

朝起きて、目が開き切らないままやることがコーヒーを作ること。用を足し、顔を洗った頃には、何杯分かのコーヒーができてしまっている。こうなってしまっては代替品への変更や飲まないのは、難しい。

禁煙を試みている人が、朝気がついたら、火のついたタバコを咥えている。みたいなことがあるのかもしれない。

今は、コーヒーが健康に良くないことはないことを祈っている。