線表現

先人の方が発見した線を使った表現を探求するのはなかなか面白い。

最近改めて不思議に思う表現は、ガラスや金属に光が当たって白くなっている部分をそのまま輪郭で描き起こすという表現だ。

確かに白く光っている部分は隣り合う色との違いがはっきりしているにしても、その境目は白んでいて黒とは程遠い色な訳だから、そこを線にしてしまうというのはなかなかクレイジーだ。

それでもそれをみると、それだと認識するのだから人間の頭も、どうなっているのだろうか。

一生のうちに一度くらいは線を使った新しい表現を見つけたいものだ。