久しぶりにほうれん草のお浸しを作ったらうまかった。
ただただ茹でるだけなのに、いい感じの和食を作った気になれるのはとてもよい。
しかし、そんなお手軽な料理だと思っているのは、ほうれん草のお浸しオフィシャルな作り方を僕が知らず、茹でたほうれん草に醤油と鰹節を絡めたものを、「ほうれん草のお浸し」と思っているからかもしれない。
そういえば、料理に関してはだいたいそんなもので、日常で料理をする割に、深く知ろうと思ったことは一度もない。多分、僕の料理との関係は、これからもその程度の関係性を保ちながら、続いて行くように思う。