昔の本を読んでいる時に、少し困るのが、その時代の自然学的な考察に関する部分だったりする。
義務教育の中で培われていた科学に関する知識は、例えば浅薄なものだったとしても、そういった昔の知見を寄せ付けないようにするようだ。
色々な哲学も、そういった自然の観察から思想を構築したりするわけで、そういった知見を理解することは昔の人の考えをより理解すると思われる。とは上部では思うのだが、どうにも頭に入ってこない。
恐らく、中世の人が地動説に触れた時なんかも、僕が味わっているような感覚を味わっていたのかもしれない。