生きているうちに一度は見ておきたかった雪舟の「四季山水図」を山口に観に行く。
絵は16メートルあるらしくて、初めから終わりまでが結構な時間がかかる。そんな絵の初めから終わりまでを何度も往復して楽しむ。
そうやって何度も行ったり来たりしたのは、時間とお金をかけて観に行っていることもあるかもしれないが、それを差し引いても観ていてとても面白い絵ということだと思う。(画聖に対して失礼極まりないが…)
思いの外荒々しくザクザクと描いていたり、絵の最後の方に納期や疲れがチラつくような、雪舟の息遣いを感じられる素晴らしい絵だった。