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憧れの線

月岡芳年さんの企画展が素晴らしかった。
彼の描く絵は、どれもコレも見甲斐を造るアイディアが根底にあり、(これがインチキならどんなに僕の気持ちが楽になるかと思う程)凄まじく美しい線で構成されている。そんな絵が良・質共に充実していたので、途中疲れた。

それと個人的に嬉しかったのが、売られている画集が精魂込めて作られていたことだった。画集からは月岡芳年への敬意のようなもの感じられる素晴らしい出来で、嬉しくなって買ってしまった。企画に関わる文章は、読まないのでわからないけれど。素晴らしい企画展だったと思います。
本当に良いものを見せて頂き、ありがとうございました。おかげで興奮を抱えて家路に着くことができました。

ちなみに、副産物的な楽しみである「企画展に来る人を観る」に関しては、企画展の終盤だったことと、雨の平日だったこともあって人があまりいず、良くわからなかった。

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